中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

出題が予想される物語文『宙ごはん』(町田 その子)

自分が作ったもので、誰かと気持ちのいい時間を過ごせる、それはすごいことなのだ。そして多分、とても大事なことでもある。(本文より)

 

2021年本屋大賞作家の5月の新作だ。

 

出題実績のない著者だと思うが心温まる

ストーリーが評判なんでチェックしたわ。

 

出題作選ぶ時期にあんだけ目立ってれば、

作問者が手にしてもおかしくないからよ、

俺にしてはめずらしく買っておいた本だ。

 

ちなみに、中受鉄人会の出題予想にある

『夜に星を放つ』本当に出るだろうが

図書館の予約が一杯で買う予定もない為

俺んとこでのレビューはしない予定だわ。

 

『宙ごはん』は長い期間の少女を描くが、

第2話の小6、第3話の中3だけでなく、

第4~5話の高校生パートも外せないな。

 

文章の難易度「難しい」、テーマ注目度

「〇」、素材の使い勝手「〇」ってトコ。

 

12月に作る予定の出典予想最終版では

たぶん20~22位あたりになるだろう。

 

俺のレビューの前半はこんな感じっすよ。

 

食を大切にする気持ちが芽生えそうな作品ですね。主人公は大人の事情に振り回される少女。あたり前の幸せを知らずに育った彼女が、産みの母の元で暮らすことになり、傷つき、もがきながら自分の生きる道を探し求めます。

 

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『宙ごはん』(町田その子/小学館