『しずかな日々』で知られている作家の
2015年に出た優先度Aランクの旧作。
この本もまだまだ入試で見ることがある。
ありふれた新刊より先に読むべき名作だ。
すべてにムカついていた主人公の少年が
父の故郷の島でどう変わるかに注目だよ。
読めばキャンプの魅力に取り憑かれそう。
以下は俺がむかし書いたレビューの一部。
父と二人暮らしの中学2年生の少年が都会の喧騒から遠く離れた小さな島で体験する”しずかじゃない日々”。同じ夏休みの非日常体験を描いている『しずかな日々』と比べると、物語の舞台も人物もキラキラしていて、読みながら明るい気持ちになれましたよ。