中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

2024-12-29から1日間の記事一覧

百番のかつてない破壊力『ダキョウソウ』(洛田 二十日)

口車は時に、どんな車よりも遠い美しい場所まで運んでくれる。(本文より) 年の瀬なので、今年最も笑った本を紹介。 放送作家兼作家という著者の短編集だが20編の過半数はSFテイストが濃いぃ。 想像力の暴走っぷりがものすごくってよ、 入試に出るかと…

色褪せない青さ『ぼくのとなりにきみ』(小嶋 陽太郎)

2017年2月発売の元・頻出作品だよ。 とはいえ、今年の入試でも俺が知る限り 2校で使われているので引き続き要注目。 作問のための選書って大変な手間だから 複数回入試がある学校は旧作も出やすい。 あと地方校も旧・定番作品がよく出てる。 新作を追…