文章は人を映し出す鏡、とも言えるでしょうか。(本文より)
言葉の連なりが持つ輝きを教えてくれる
アメリカ在住の作家の来月出る新作だわ。
この先生は出版のペースがチョー早いよ。
幼児向けまで含めると年十冊はありそう。
今回の紹介本は広く子どもたちに向けて
惜しみなく文章のイロハを贈ってくれる。
あぁ、こんな簡単なことなんだ!だとか
こうも奥が深いのか!という気づきの嵐。
文章を書くのが苦手な子も、得意な子も
そればかりか大人にとっても嬉しい本だ。
難易度は前半平易、後半普通という印象。
先行レビューはこんな感じにしてあるよ。
物語に救われた過去に共感の大嵐!
先生の創作活動は恩返しであり、この作品は一つの集大成なのだと感じ入りました。
詩、日記、感想文、そして創作のイロハがぎっしり詰まった一冊ですね。
長年の経験を交えて語るところにひときわ説得力がありましたよ。
詩に込められた想いが時を超えて輝きを増すというあたり、魅了されない人がいるんでしょうか?
あたたかい助言の数々は何を書いていいかわからず立ちつくす子どもたちの手をやさしく引いてくれそうです。
途中まで、これは子どもたちのバイブルになるんじゃないかと思っていましたが、違いますね。
大人にとっても大豊作の一冊。
それがこの本の正体です。
制約という不自由が表現を自由に羽ばたかせるというくだりでは雷に打たれるような
衝撃を受けましたよ。
私も「文章は人を映し出す鏡」という言葉を大切に胸に刻みながらいまを生きることにします!
本を開いて、活字を追いかけているだけで、物語は、ここではない、別の世界へ連れていってくれる。それがわたしにとっての物語の魅力だったのです。(本文より)