伝統野菜っているのはね、ずっと昔から、限られた地域でつくられてきた野菜のことだよ。(本文より)
伝統や文化の継承に貢献しそうな作品は
プラスアルファの価値があると俺は思う。
今回の紹介作品もそんな一つになるよ~。
F1種って言葉、俺は知らなかったけど
世間一般では常識だったりするのかな?
スーパーなんかで普通に売ってる野菜は
ほとんどは近年品種改良されたF1種で
昔ながらの地場の品種が伝統野菜らしい。
その伝統野菜が危機に瀕してるそうだよ。
なぜそれが困ったことになるのかなどは
この作品に触れることで学んでほしいな。
対人関係で大切なことなども書いてあり
全国の学校図書館に置いてほしい一冊だ。
難易度は小4でも読めるだろうレベル感。
以下は俺が書いたレビューの中心部分だ。
主人公は一人ぼっちの小学六年生。
母の田舎でめずらしい野菜畑を見つけた彼女が、消滅の危機にあった小瀬菜だいこんとの関わりの中で、さまざまなことを学び、作物とともに育っていく物語です。
なぜ農作物にも多様性が必要なのか教えられました。
いち消費者としても、ありきたりでない野菜に目を向けてみたくなりましたよ。
より良い友人関係に向けた少女の意識改革なども含め、気づきに溢れている一冊ですね。
伝統野菜を守ることは、未来の食べ物を守ること。(本文より)