「十二歳になりました。バレエの発表がんばります」(本文より)
発達障害と思しき少女が感情のやり場に
苦悩しつつもがく生きざまを描いた作品。
先月発売された芥川賞候補作の一つだよ。
支配型のバレエ講師や干渉したい母親へ
彼女が見せる激しい反応にもうくぎ付け。
なんとかして普通であろうとするけれど
ままならない現実が胸に迫ってくるわ~。
素材文適性はあんまし高くないっぽいな。
序盤のバレエのステージのあたりなどは
ほんのり問題文に使えるかもと感じたが。
候補作では読み易いが小学生には難しい。
以下に、俺のレビューの一部を置いとく。
不思議な空気をまとう物語ですね。
主人公は感性がとびきりユニークな少女。
独特の生きづらさを抱える彼女が、周囲からの抑圧や期待に対して、思わぬ反応で意思を示し続けます。
自由な気持ちの解放を求めて足掻く女の子の危うすぎる歩みに、ハートをガッチリ掴まれました。

ちゃんと自衛しなさいよ。あなたのため思って言ってるんだからね。(本文より)