中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

歌詞が心に浸透する『この声が届くまで』(上田 竜也)

今年6月に発売されて話題を呼んでいる

KAT-TUN元メンバーによる初小説。

 

5ページで断念した別の芸能人の小説が

今年複数の学校で出たので読んでみたよ。

 

芸能界に疎いのでかな~り新鮮だったな。

 

20代も後半に差し掛かった青年たちの

個性のぶつかり合いってのも驚きがある。

 

教科書的でない若者らしい言葉づかいは

そういった世代の共感を集めやすそうだ。

 

難易度分類ではやや難といったレベル感。

では、いつものレビューをアウトプット。

 

ボーカルの魅力がヤバい!

それを囲む仲間も個性が光っていましたよ。

 

苦節10年超という崖っぷちバンドが、様々な危機を乗り越えスターダムに駆け上がっていく青春小説です。

 

人生を賭けるメンバーたちや芸能事務所の男の熱伝導率は100%超え。

奇策がハマるところではこぶしにグッと力が入りましたよ。

そしてまさかが起きる場面では・・いや、ここは何を書いてもネタバレになりそうなので黙っておきます。

 

息遣いまで聞こえそうなキャラ造形と会話のキレに注目ですね。

地の文を磨き上げれば何かの賞を獲れそう。

 

ラストの詞がいい(2025/6発売)

 

言いたいことを我慢して、本音でぶつかり合うこともできない関係を、メンバーと言えるのか?(本文より)