「いや、すげー、すげーよ、お前。反抗が弁当作りっていう、斜め上の発想がすごいよ。自分で弁当作る反抗期なんて、オレには絶対に思いつけない」(本文より、主人公の友人の言葉)
頻出ではないが、たまに出題されてきた
ひこ・田中の来月9日発売予定の新作だ。
反抗期って普通は親の世話になりながら
いっちょ前に反発だけはするもんだろ?
どっこいこの本の主人公は一味違うワケ。
親よりむしろ頼もしい感じなんだもんよ。
ま、あんま詳しいことは書けないけどな。
出題されそうな箇所はそう多くはないが
学校の仲良し4人組の会話は狙い目かな。
俺のレビュー(前半)は以下に付けとく。
主人公は心優しい中1男子。ねっとり息子に構いたい母と高圧的すぎる父がいる家で、思春期の彼が一風変わった反抗を試みるという物語です。読んでいるこちらまでゾワっと寒気がしてしまいそうな家庭環境ですね。それにあらがう主人公の健やかさには心を洗われる思いでした。