中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

その願い、承った!『繭の中の街』(宇野 碧)

ぐちゃぐちゃに壊れないと新しく始まらないものも、あるの。(本文より)


『レペゼン母』で時の人になった作家の

昨年3月に発売されたアンソロジーだよ。


SFからそうでないものまで多彩だけど

子どもに見せられない短編も含まれてる


それゆえ紹介してこなかったわけだけど

レビューした時の下書きを見返してたら

適性微妙にアリという掌編があったわ~。


『秋の午後、神様と』は9歳が中学生に

願い事を伝えるっていうほっこり話だよ。


ま、◎〇△の素材文適性分類にあてると

△未満なので出る可能性は低いかもな?


大人が読む分には面白いだろうこの本に

俺が書いたレビューを一応紹介しとくよ。

 

不思議な雰囲気を纏う短編集ですね。

なかでも『つめたいふともも』の読者を惹きつける力がやばかった!

就活でつまずき自信を失っていた若者が、思わぬ出会いで人生の岐路を超えていく筋書きにはトコトン魅了されましたよ。

この話ではトンデモ兄貴のアドバイスが妙に的を得ていて思わずメモ。

掌編ですが『秋の午後、神様と』では、真剣な小学生相手に雑なやりとりをする中学生の姿がツボに!

SFは苦手なのですが、そうした要素が混じる作品や、狂気じみた話でも目が離せなくなるほど。

もう、完全に術中ですよ。

 

『繭の中の街』感想・レビュー

 

大人向けの際どい表現を含む(2024/3発売)


どうして私たちは、必要なときに必要なものを手にすることができないんだろう?(本文より)