中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

確かな架け橋『音のない理髪店』(一色 さゆり)

自分が書いたものが人と人をつなぐきっかけになってほしい。(本文より)

 

これも障がいを深掘りした作品になるよ。

 

耳が聴こえないことで身に迫る危機とか

やまない差別や偏見、歪んだ制度などを

これでもかとブッ込んだストーリーだわ。

 

日本手話と日本語対応手話が別物だとか、

東京と大阪で水をあらわす仕草が違う等

びっくりさせられることも多かったな~。

 

嫌になるようなエピソードがある一方で

未来に希望を持たせてくれる話もあるよ。

 

人を思いやることの大切さが沁みる本だ。

 

難易度が高いので小学生にはキツイかな。

以下の文章は俺のレビューの一部分だよ。

 

聞こえる者と聞こえない者の間に架け橋を!

そんな願いが込められた作品でした。

 

主人公は崖っぷちの新人作家。

進むべき道に迷う彼女が、ろう者だった祖父の特異な歩みを辿るなかで衝撃の事実に行きあたります。

 

ろう者に育てられた父の綺麗ごとを抜きにした葛藤、周囲の反対あっても自分で子育てをすることへの祖母の罪悪感など、私には全てが未知の領域でした。

 

『音のない理髪店』感想・レビュー

 

本音で語る当事者たちの声も(2024/10発売)

 

でもああいう心ない言葉を鵜呑みにすると、自分まで心ない人になるけん。(本文より)