中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

学びをトコトン楽しんで『線は、僕を描く』(砥上 裕將)

成功を目指しながら、数々の失敗を大胆に繰り返すこと。そして、学ぶこと。学ぶことを楽しむこと。失敗からしか学べないことは多いからね。(本文より)

 

わりと入試で出ている2019年の旧作。

 

旧作の推奨リストに入れなかった理由は

映像化され回避されるかもと感じたから。

 

けど名作だしせっかくだから紹介しとく。

 

大変な境遇の青年が、思わぬきっかけで

水墨画の世界に足を踏み入れていく話だ。

 

人の心の温かさに心を打たれると思うよ。

つらいときに力をくれそうでもあるわ~。

 

断片だがオレのレビューはこんな感じだ。

 

心が通い合うことの美しさを教えてくれる作品。

主人公は大きな喪失体験で心が動かなくなった青年です。

起伏のない大学生活を送っていた彼が、水墨画の世界に触れ、その大きなうねりに流されながら、かけがえのない経験を積み重ねていきます。

 

『線は、僕を描く』感想・レビュー

 

師匠の優しさが沁みる(2019年発売)

12月に出た続編の方はレビュー済みだ。